Chart Mania Ver.6とVer.5の管理人です。 こちらでは洋楽にこだわらず好きなことをつぶやきます。
Kaytranadaの新曲が登場
4月10日にkaytranada f.Van Jessの新曲「Dysfunctional」が発表されました。
https://www.youtube.com/results?search_query=kaytranada
Kaytranadaらしいシンセサイザーを使った浮遊感漂うトラック。いよいよ待望のニューアルバムが近づいてきました。
Anderson Paakも『Ventura』がいよいよ発売。今回はJazzyな感じの曲がリードトラックと思いきやSmokey Robinson御大をフューチャリングした70'sSoulなナンバーも発表。
Make It Better / Anderson Paak
https://www.youtube.com/watch?v=7Jj83FOlBF8
注目していると言えば4月19日に発売するWeyes Bloodの『Titanic Rising』も気に入ってます。Beatlesチックでクラシカルなメロディが美しい。
Movies / Weyes Blood
https://www.youtube.com/watch?v=RFtRq6t3jOo
Everyday / Weyes Blood
https://www.youtube.com/watch?v=AJ-BFlTo5ag
Billie Eilishのアルバムが全米1位になりました。
シングルの順位が出ました オープニングの1曲目とラストの14曲目を除いた12曲がHot100にランクイン。その内5曲がTop40入りとなりました。「Bad Guy」は7位に登場。初の全米Top10入りとなりました。
Bad Guy 7位
Bury A Friend 25位
When The Party's Over 29位
Wish You Were Gay 31位
Xanny 35位
You Should See Me In A Crown 41位
My Strange Addiction 43位
All The Good Girls Go To Hell 46位
I Love You 53位
Iiomilo 62位
Listen Before I Go 63位
8 79位
UKチャートではBad Guy、Bury A Friend、When You Were Gayの3曲が入っていましたが全米では先行カットされていたWhen The Party's Overが割り込んできた感じでしょうか。全体のトーンは暗めで、シンプルなトラックが多いながらバラエティに富んだ曲が揃っています。
Bad Guyは実質上のオープニングトラック。暗い歌詞ながら、軽快なトラックでメロディで言えばLady Gagaの「Just Dance」の暗いバージョン的な印象です。
Xannyはノイジーなエレクトロ奏でるロックバラッド。ドラッグソングですがボイスチェンジャーがかなり強烈にかかっていて、好き嫌いは分かれそう。
You Sould See Me In A CrownはEDMなアレンジもあるロックナンバー。
Wish You Were Gayはダークながらアルバムの中でもポップな1曲。曲の感じはMax Martinのような憂いがかったメロディ。確かにシングル4番人気だけある。
All The Good Girls Go To HellはBeatlesっぽい感じもただようロックナンバー。これだけ聞いてもBillie Eilishがロックという感じがしますな。
When The Party's Over は先行カット。黒い涙が流れるあれですな。荘厳なコーラスが印象的なバラッド。
8 はバンジョーの音色が楽しいカントリーチックなナンバー。これがシングル全体では一番低いですが、これをカントリーシンガーがカバーしてもしっくりきそうな。
My Strange Addiction Max Martinが書いたようなポップなダンストラック。シングルヒットしそうな曲です。
Bury A Friend アルバムからのブレイクシングル。ホラーチックなPVと曲。Billie Eilishというイメージを強烈に印象付けます。
Iiomilo アンビエントな感じのただようミッドテンポのバラード。将来サンプリングされそうなシンセサイザーのリズムが面白い。
Listen Before I Go 私がこの手の切ない系バラードに弱いというのもあるけど、このアルバムで最もヒットしそうな曲とすればこれかというぐらいに手堅いバラッド。
I Love You ラストは3連発でバラッドということで全曲の流れで切ない系バラード。
Goodbye チャートには入らなかった曲だが、エンディング。
大スターのデビューアルバムというのは売れたいということで売れ線の最新のポップな感じと、個性というかオリジナリティーのバランスが取れていることが多くて、このアルバムもシングルヒットしそうな曲がごろごろとある一方で、Billie Eilishという個性も感じられるバランスがとても良い。
最初のとっかかりで受け付けなければダメだが、曲そのものはバラエティに富んでいてポップ、ロック、ヒップホップ、カントリーと雑多な音楽の要素も感じられる。
音楽業界全体の売上が4年連続増加(Rockin' Onより)
https://rockinon.com/news/detail/185213
ストリーミングによる売り上げというイメージはあまりわかないけど、売上が増えているならこの傾向は進むということか。まあ個別にCD買ったりダウンロードするのはムラがあるけど定額制のサービスなら一定が見込めるということでしょうか。
Billie Eilishのデビューアルバム
届いてから聞いていますが、ファーストインプレッション。全体のトーンが統一されていて、シンプルでダークなトラックと歌い方。曲もレベルが高くて「Bury A Friend」クラスの曲が揃っている。オープニングからの流れも良いので、アルバムとしてはかなり高いレベル。あとはハマるかどうかだけど、イメージとしてはAlanis Morissetteの『Jagged Little Pill』あたりのインパクトに近いかな。Alanis のようなオルタナな女性ロッカー。Lady Gagaとか。
平成もあとわずか。
平成元年は1989年。ちょうど80年代から90年代ということで、あくまで平成は日本の元号ですが、日本も世界も大きく変わったように思う。
なんとなくそれまでは洋楽は海の向こうの音楽で、憧れのようなものがあった。
FMラジオやテレビで必死に海の向こうの最先端のものを求めていたような気がする。
でも1989年頃から徐々に向き合い方が変わってきていて、憧れというよりは別の音楽になっていったように思う。90年代に入るとFM局も増えてきて、歌謡曲からJ-Popみたいな言葉が生まれたりして、洋楽も全米のヒットというよりは海外の有名無名にかかわらず音楽が取り上げられたりした。
Bobby BrownもMC HammerもスターだったけどMichael JacksonやMadonnaとは違った。
チャートについても、それまでのルールや記録が一気に意味がなくなってきたというか、基本的なルール(集計方法)が変更されるたびに記録が更新されてきて、たとえばシングル1位を10週もとれば歴史的なヒットだったものが変わったり、アルバム初登場1位が普通になったり、シングルが軒並みロングセラーになったり、同時チャートイン、連続1位なども去年のDrakeや今のAriana Grandeみたいに普通になりつつある。
新元号は5月から。西暦でも2019年から次の2020年以降にということで、また大きな変化がやってくるのかなと思います。雑感。