私はあまり訃報をブログや記事にあげたりすることはしない。
というのは人はいずれは亡くなるものだし、切りが無いし、記事が湿っぽくなる。
ただ何人かについては訃報記事を書いたことがある。
Brian Wilsonが亡くなったという記事を読んで、そうかというある種の諦めと
寂しさと悲しさを感じた。
Pet Soundsという名盤は言うまでも無く、個人的にはBrian Wilsonが作った『Smile』が
印象的だった。
Beach Boys時代に作り上げられなかった幻のアルバムだったもの。
Smileのアルバム発表後に1枚まるまる再現ライブがあって、見に行った。
それはとても感動的で、完璧なものだった。最後には観客はスタンディングオベーションに
包まれて、「よくやった」「頑張った」なんてかけ声が鳴り響いていた。
アンコールはBeach Boysの曲を演奏して、それはそれで楽しかった。
ご冥福をお祈りします。