Music Awards Japanについて
第1回のMusic Awards Japanの模様を先日視聴していました。
いわゆる日本のAwardsといえば年末のレコード大賞ですが、世界にアピールできる日本のAwardsということで、始まったということです。
演出、スピーチなんかはGrammy賞を意識しているのか、Grammyゴーズトゥをルビーゴーズトゥなんて言ったり、わざわざノミニーと言ったりね。
恐らく1回目だから今後細かく補正されていくとは思いますが、エンタメとしては凄くよく出来ていて、あと意識的に公平性や透明性をうたっている姿勢も好感があります。そうでなければAespaやSnow Manいますよね。普通に。
紅白のように過剰なエンタメ演出や台本通りのやりとりではなく、あくまで菅田将暉と観客(アーチスト)を意識したような感じはありましたが、そこはもうすこしコンパクトにエンタメに集中したかったなと。もしアーチストを海外に紹介する目的であれば、また別の演出の方が良かったかな。
https://news.yahoo.co.jp/pages/20250520
引っかかったのは主要6部門の設定。
Song Of The Year
Artist Of The Year
New Artist Of The Year
Album Of The Year
Top Global Hit From Japan
Best Song Asia
最初の4つは良いとして、後ろ2つはどうだろう。カテゴリーとして作るのは良いとして、主要にするかは疑問かな。
日本人を対象にしているかと思いきやSong Of The Yearに「APT.」が入っているのはえっと思った。そもそも日本人限定じゃないっすよと言うのであれば、もっと違ったものになっただろうに。
多くの候補曲から選抜されたというのなら、レコ大会のように、これはノミニーという一つの賞ですという感じであれば、一つ前の選考曲も見せて欲しかったかもしれない。
あと時代的なくくりも気になった。いつからいつまでに区切りがないせいか、最優秀R&Bコンテンポラリー楽曲が宇多田ヒカルの「Automatic」が受賞している。
最優秀ミュージックビデオが「アイドル」で、ダンスパフォーマンスが「オトナブルー」。Top Japanese Song in Asiaが「レモン」。曲は良いのはわかるが、これの対象はいつなのよ。
とは思うけど、是非とも続けてもらいたいというAwards。主要の賞のとり方も個人的には悪くないと思いました。