Chart Mania Ver.6とVer.5の管理人です。 こちらでは洋楽にこだわらず好きなことをつぶやきます。
日本における歴代1位の興行収入とかで話題の「鬼滅の刃」
去年話題になっていたのでサブスクで1話を見た時は、画像のクオリティ
に圧倒されるものの、そこまで・・?という感じでした。
今年になって映画が公開されることで最初の頃の話と「なたぐも山」を
TVでやっていて、その間の話を改めて見ました。
やはりオープニングの曲が良くて一気にテンションが上がる。
そして映像の美しさ。浮世絵あたりを意識した水の表現とか素晴らしい。
なんといっても凄かったのはTVでは19話のヒノカミ。
なたぐも山の話はトリッキーで、最終の敵が実はアレという騙しがあって
主人公たちが簡単に勝つという話でもなく
19話はそんな強敵に対し攻守が激しく入れ替わって
スリリングな展開からラストまでの畳み掛けがこれでもかとくる。
回想シーンからバックの音楽が泣かせて、それに加わり
妹の鬼が最後に協力するところで、家族全員というテーマが強烈になって
特殊なEDがもうそれだったり。
確かにあれは凄いわ。ジャンプらしい漫画ではあるけど
テンポが悪いギャグシーンや、予告編?もあるけど、
それを超えて素晴らしいと思いました。
>今年のベストアルバム
今候補を集めて選んでいますが、女性が多くて驚きました。
2020年は新しいディケードの始まりだけど、
なんとなく人種とかの壁が低くなって、世界的に音楽を共有する
時代が来たのかなと思っています。
Beabadoobee、BTS、Rina Sawayama。チャート的にもメディア的にも
評価されているところから、これが次のトレンドであれば嬉しい。
今日届いて聞いている青葉市子の「アダンの風」。AOTYで一般評価が
恐ろしく高いですよね。これも今年選ばれるか注目しています。
2020年前半に気に入ったアルバム10選
・・・という企画をやろうと思っていたのですが、時間がなくてこのまま流れそうということでササっと流してやります。
■ What's Your Fantasy / Jessie Ware
密かに今年前半では一番のアルバムと思っています。70年代後半から80年代のダンスポップを流したようなアルバムで、1曲目から最後の12曲目までどれも良い曲で、なおかつアルバムとしての流れが素晴らしい。Jessie Wareの優しい歌声はどこかジュリアフォーダムのクリスタルボイスあたりを思い出しました。
■ Modeechai! / Khruangbin
ワールドワイドな音をファンクサウンドにしたような感じで、レビューなんかを見ると前の方がよかったという声が多数ですが、今回ボーカルを入れてポップフィールドで勝負できる感じになったと思ったらこれは重要かなと。アルバム全体で聞かせる感じですが、1曲目First Classの入り方がやはり素晴らしい。
■ Woman In Music Part 3 / Haim
1曲1曲が面白いのですが、通して聴くと1曲目のLos Angelsと16曲目Summer GirlがJazzっぽいアレンジで、いろいろな音楽があるのだけれどロックロックしている感じがします。Sheryl Crowばりのギターポップ「The Steps」に「Don't Wanna」は好きな曲の部類。最近70年代の名盤を聴いていたせいか、すごくしっくりときました。
■ Punisher / Phoebe Bridgers
Billie Eilishの「Ocean Eyes」のようなウィスパーなボーカルに女性シンガーソングライター的な感じ。正直アルバム最初の数曲を聞いた時の感想はそんなものだったが、後半の迫力のある連続には圧倒された。アルバムジャケットの暗闇に光る赤い地表にたたずむ骸骨の服を着たPhebe。「I Knew The End」という感じで、アルバム全体で凄まじいものを感じました。
■ It Is What It Is / Thundercat
前作同様に酔うようなメロディラインは素晴らしいです。アルバム全体で外さないというか、Stevie Wonderの70年代の名盤のような雰囲気を感じます。今回の高速ベースが炸裂する曲がありますが、前作でも同じことを言っていましたが、高速ベースをもっともっと聴きたい。(ついでにLouis Coleの爆裂ドラムも)
■ Fetch The Bolt Cutters / Fiona Apple
Fiona Appleの『Tidal』から変わらず、しかし音がグッと深くて音のコラボレ-ションが神がかっている。Jazzとロックの中間のような音で、加えて独特の世界観をもったFiona Appleのドスのきいたボーカル。気軽に聞ける音ではとてもないですが、ロックとしてはJanis Joplinのような魂の音を感じますよ。
■ 3.15.20 / Childish Gambino
ただ分数だけかかれたトラックリストと白いジャケット。そっけない感じもしますが、音は極上のソウルサウンドで、なおかつChildish Gambinoの個性も感じさせます。1曲1曲でなくアルバム全体でという事ではPrinceの一連の作品さえ思い出します。
■ Notes On A Conditional Form / The 1975
賛否両論の作品で、正直この10枚の中では一番聞いていないアルバムかもしれない。しかし曲それぞれのクオリティは高いし、よく言われているイントロのグレタの朗読からラウドな「People」の入り方は個人的には良い感じと思っています。「Me And You Together Song」や「If You Are Too Shy」のポップなサウンドはさすがThe 1975という感じだし、やはり勢いが感じさせられる1枚だと思います。
■ The Slow Rush / Tame Impala
時の流れをイメージしたというアルバムで、全12曲だけど、12曲以上にボリュームを感じました。まあ複数曲を合わせたような曲もあるので、プログレっぽいのりも感じるところでしょうか。シンセサイザーを使ったサイケな音は独特で、これがポップフィールドにハマるかというところが最終的にこのアーチストのセールス的な成功になるのですが、今回はそれは無かったということか。
■ Future Nostalgia / Dua Lipa
次世代のMadonna的なアーチスト。80年代のディスコなサウンドを凝縮したアルバムで、タイトルトラックを含み、どの曲も良い感じで、クオリティは高いというのは分かる。メディアの評価も上々。しかし、個人的にはアルバムの出来ではJessie Wareの方が数枚上だったと思う。Dua Lipaには売れてほしいし、次の展開も楽しみではあります。
とサラっと流し感想を。他にはLady Gagaの『Chromatica』も良かったし、Kelketlaの『Keleketla』もワールドワイドな感じが良かった。Freddie GibbがAlchemistと組んだ『Alfredo』も短さは感じたものの良かった。
という感じかな。Blogでは記事にできそうもないのでここにアップしました。
Rush のNeil Peartが亡くなった。
RushのNeil Peartが亡くなった。というかNeil PeartのRushだよ。
凄いバンドにはドラマーがいて、それぞれ味わいがある。BeatlesのRingo Starr。Rolling StonesのCharlie Watts。The WhoのKeith Moon。
Charlie Wattsなんか好きなんだけどね、迫力といえばLed ZeppelineのJohn Bonham。そしてRushのNeil Peartかな。The Who のKeith Moonも映像を見るとすげえな。
80年代に音楽を聴き始めた自分にとって最初のドラムスターはMotley CrueのTommy Leeかな。ぐるぐるまわるやつ。Def LepardのRick Allenは片腕でやっていた。あれもすげえな。
こんなページもあった。史上最高のドラマー50人
https://www.udiscovermusic.jp/stories/the-50-greatest-drummers
リストを見るとSheila Eが入っている(笑)。Phil Collinsもそういえばドラマーだった。Metallicaのラーズも良いな。4位がジンジャーベイカー。そして3位にNeil Peart。2位がKeith Moonで1位がJohn Bohnum。
偉大なロックに名ドラマーあり。Rushライブで聞きたかったよ。