CDがようやく届いてびっくりした。
4曲目に「Boyfriend」という曲が入っていて、それが3曲目の「I Think」と5曲目の「Exactuly What You Run You End Up Chasing」とつながっている。
バックの音もそのままフェードアウトしていることからこちらが完成形だったのかと驚いた。Streamingsや音を落としたときには全く気が付かなかったのだけどね。
Tyler The CreatorのiGORはもう傑作としか言いようがない。
Reviewを書きたいけど時間がないので書けていないけどこれほど美しくて悲しいアルバムは聞いたことがない。アルバムのどの曲もそれが徹底しているというのが、たとえは違うけどBeach Boysの「Pet Sounds」を聴いたときに感じる全体の独特感に似ている。
新たに聞いたBoyfriendもやはり美しく悲しい。これがStreamingsに無かったのはこのアルバムが同性のBoyfriendに向けていたものだからなのだろうか。
自分の声や音をあえてローファイに加工している(レコードのヒス音もあえて入れている)のも失恋の今の気持ちを出すため。あと迫力というか凄い音に込められた熱が感じますね。
最近の作品ではひょっとしてかなり上じゃないかと思うぐらいの傑作です。